写真の撮り方・選び方 ワンポイントアドバイス



 スクラップブッキング的ショット

 スクラップブッキングをはじめると、被写体も変わってきます。
 普通は人物中心に撮ってしまいがちですが、
 スクラップブッキングを始めると、欲しくなるのが、
 カメラを意識していない表情だとか、その時の周りの様子や
 風景などです。
 色々なものをなるべく意識して撮っておくようにしましょう。

 顔のアップだけでなく、赤ちゃんの手足のアップや、
 何気ない後姿、遊んでいる姿、チョット意識しすぎ?という
 ショットも作品に遊びが出てGOODです。


 引き伸ばしてみるとBETTER!

 写真屋さんで思い切り大きく引き伸ばしてもらうと、
 普通サイズの時より断然いい写真に見えるのは間違いなし!
 お勧めです。

 今は写真屋さんのプリントも安いし、六切りサイズまでは
 普通サイズと同じくらい早くプリントしてくれるので、
 どんどん大きく引き伸ばしてみましょう。




 写真は切っちゃっていいの?

 スクラップをしていると、背景に余計なものが写っていたりして、
 写真を切りたくなってしまうこともありますね。
 
 でも、余計なものが何もない、いいところだけの写真ばかりだと
 味気ないものになってしまうこともあります。


 例えば、運動会では

 望遠レンズを駆使して、ご自分の子供さんを追いかけて
 撮りたくなりますが、アップばかりでは、周りのお友達の
 様子や、応援している人たちの姿、グランドの飾りつけが
 わかりづらくなってしまい、運動会の熱気や盛上がりが
 伝わりません。やはり何枚かは遠目で写したものがあると
 いいですね。
 写真からその時の声援が聞こえてくるように感じるはず
 ですよ。
 後から見ると、たまたま写った背景が面白かったりも
 するものです。


 例えば、家庭では

 子供が遊んでいたり、ご飯を食べている様子を写すと、
 つい部屋の中の散らかりが写ってしまいますね。
 だけど「人に見られるのが恥ずかしい」と、簡単に
 切り捨ててしまわないで!

 周りにいる人たちが変な格好をしていても、それが家庭
 というものです。
 けんかして泣いている子供の後ろでニコニコ笑っている
 おばあちゃんの姿、なんていうのも、ほのぼのします。

 大きくなれば、脱いだままのひっくり返った靴とか、
 後片付けもせずに散らばったテレビゲームのカセット・・
 なんていう日常生活の風景が、温かく感じるものです。
 
 何年後かには、その写真の中の散らかっている様子を
 見て笑ったり、その時に家で使っていた物を思い出して、
 懐かしく話題になったりするかもしれません。


 後から見ると、たまたま写った背景が面白かったりするものです。
 
 写真を切ってしまう前にもう一度隅々まで見て、
 本当に切り落としたほうがいいのか、よく考えてみて下さいね。




 メインとサブ

 作品を作るときはテーマを決めて、それに一番合っている写真が
 どれか、よく考えてメインを選びます。
 ピントが合っていて、被写体が大きく写っているものは目立つので、
 メインにいいですね。
 でも、少しぐらいピンボケでも、自分が気に入っていればOK!
 特に子供やペットの完璧なショットなんて、ほとんどあり得ません
 から・・。

 メインの写真にプラスするインフォメーションとして、サブを数枚
 選びます。
 メインの写真には写っていなかった背景や、周りの人達の表情、
 その時の全体の様子などがわかるものを入れてみましょう。


 1枚作品と見開き2枚作品

 たくさんある写真を、12X12インチに収めるのは難しいですが、
 無理に1枚に詰め込む必要はありません。
 実際、アルバムとして見る時は、見開き2枚で作品が出来上がって 
 いた方がすっと見やすいのです。

 1枚作品に収めるのか、見開き2枚にするかはその時々に決めて、
 なるべく写真を切らずに、ゆったりとレイアウトするようにしましょう。



スクラップブッキング 用語集



 クロップ crop

 写真を切る事を言います。
 スクラップブッキングする事をクロップするとも言います。


 アンティーキング angiquing

 チョークなどを使って意図的に古めかしくして、
 作品をアンティーク調に見せるテクニックのことです。


 アシッドフリー acid-free

 写真や紙の劣化の原因となる「酸」が含まれないという意味です。
 日本では、中性紙と呼ばれています。
 数値的には、ph7.0以上のものがアシッドフリーと呼ばれています。

 スクラップブッキングでは、きれいな状態で長期保存することが
 基本となるので、紙やのりなどアシッドフリーの材料を使いましょう。


 アイレット eyelet

 「はとめ」の事です。
 色や形が色々あり、専用の道具で穴を開け、アイレットを挿し入れ
 裏からアイレットにセッターを当てハンマーで叩き、突起部分を
 開き割り固定し、飾りとして使います。